PRESS RELEASE

2022年 フォーミュラ1 オランダGP 決勝レース

ザントフォールトでのアルファ ロメオ F1 チーム ORLENは、周 冠宇(ジョウ・グアンユー)選手が16位、バルテリ・ボッタス選手がリタイアという結果に終わりました。この厳しい週末は、観客にとっては非常にスリリングなレースとなりましたが、チームにとっては残念なものとなってしまいました。チームは翌週開催されるホームレース、イタリアGPでの復活を目指します。

フレデリック・ヴァスール(チーム代表):
「厳しい1週間の終わりは、とても困難な日となった。パワーユニットの問題を抱えていたと思われるバルテリを途中で失い、ジョウはピットレーンでのスピード違反によるペナルティでレースを棒に振ってしまった。中盤の集団があれほど接近していたのだから、完璧なレースでなければポイントを取りこぼすことになると思っていたが、その通りになってしまった。でも来週はモンツァ(イタリアGP)がある。この一件を忘れて、イタリアの観客の前でいいレースができるよう頑張りたい。私たちにとってもホームレースなので、調子を取り戻すためにいいレースをしたい」
バルテリ・ボッタス (#77):
アルファ ロメオ F1 チーム ORLEN C42 (シャシー01/フェラーリ)
決勝: DNF
ファステストラップ: 1:16.844 (51周目)
タイヤ:ソフト(16周)- ソフト(18周)- ミディアム(19周 - DNF)
「レースを先に終えてしまうのは、いつも残念なことだね。昨日よりもマシンのペースは良くなっていて、ポイントを獲得するのはまだ難しいとは思っていたけど、それでも頑張ってレースを続けていた。中盤のバトルはかなり良かったし、たくさんのアクションを仕掛けることができた。でも結局技術的な問題が出てしまい、僕らのレースは終わってしまったんだ。今は確認を待っているところだが、パワーユニットの問題だと思う。それまでは何の兆候もなく、すべてが順調だったのに、突然パワーがなくなったんだ。後方に炎が見えていたので、そこで何が見つかるか、しっかりと把握したい」
周 冠宇(ジョウ・グアンユー)(# 24):
アルファ ロメオ F1 チーム ORLEN C42 (シャシー03/フェラーリ)
決勝: 16位
ファステストラップ: 1:15.940 (63周目)
タイヤ:ソフト(12周)- ソフト(25周)- ミディアム(18周)- ソフト(17周)
「今日はかなりタフなレースだった。特に終盤は、ブルーフラッグのためにペースが落ちてしまった。セーフティカーが導入されるのが遅かったことも、僕らにとっては不利に働いた。時間があまりなかったし、ユーズトのソフトタイヤを履いていたのでチャージも簡単ではなかった。来週のモンツァに向けて、そして残りのレースに向けて、パフォーマンス面で開幕戦の頃に戻れるよう、確実に改善していかなければならないと、強く感じているよ」