PRESS RELEASE

2022年 フォーミュラ1 イタリアGP 決勝レース

イタリアGPでのアルファ ロメオ F1 チーム ORLENは、周 冠宇(ジョウ・グアンユー)選手が10位入賞を果たし、6月のカナダGP以来となるポイント獲得を果たしました。チームメイトのバルテリ・ボッタス選手は、レース開始早々、第1コーナーでダメージを負って最後尾まで後退しましたが、その後挽回して13位でフィニッシュしました。このレースで得た結果により、チームは今シーズンの獲得ポイントを52にまで伸ばしました。

フレデリック・ヴァスール(チーム代表):
「チームとしてポジティブな週末を過ごすことができ、ジョウが持ち帰ったポイントも我々にとって良い報酬となった。ジョウが6番手につけたQ1を含め、金曜日からペースは良かったが、それでも今日はしっかりと仕事をしなければならなかった。オーバーテイクは難しかったが、中盤はうまく戦えたし、ジョウがミスをすることもなかったので、レースから得られたものは最大限に活かすことができたと思う。残念ながら、バルテリはスタートでダメージを負ってしまい、この日は残念な結果に終わったが、ここで重要なのは我々の今回のパフォーマンスだ。これを次戦につなげれば、次はさらに多くのポイントを狙えるだろう」
バルテリ・ボッタス (#77):
アルファ ロメオ F1 チーム ORLEN C42 (シャシー01/フェラーリ)
決勝:13位
ファステストラップ: 1:25.706 (45周目)
タイヤ: ミディアム(35周)- ソフト(17周)
「今日はペースが良かったので、ポイント圏内に入れなかったのは残念だ。結局、第1コーナーで後ろから追突され、前のマシンに衝突してしまった。フロントウイングにダメージを受けてエンドプレートを失い、さらにマシンはアンチストール状態になってしまった。マシンそのものの調子が良かったのは確かだし、きちんと挽回することもできたけど、ダメージのせいでかなり厄介なことになってしまった。ただ少なくとも、ジョウの活躍でチームはポイントを獲得できたし、成果は十分にあったと思う。僕らがポイントを獲得できるチームであることは分かっているし、もっと強いところを皆さんにお見せして、シーズンを終えたいと思っているよ」
周 冠宇(ジョウ・グアンユー)(# 24):
アルファ ロメオ F1 チーム ORLEN C42 (シャシー03/フェラーリ)
決勝:10位
ファステストラップ: 1:26.361 (41周目)
タイヤ: ミディアム(18周)- ハード(35周)
「今シーズンの序盤は、とても好調だったけど、その後はチーム全体のパフォーマンスが落ちてしまい、カナダGP以降のレースは非常に困難なものだった。でも今日、ポイント圏内に戻ってこれたことは、チームにとってもアルファ ロメオにとっても素晴らしい結果だと思う。なにしろ今日はチャンスだと思っていたし、ペースもとても良かったので、他のチームとしっかりと争うことができた。この3連戦のあと2週間のオフがあるので、ゆっくり休んで、何よりも今週末のレースで何がうまくいったのか、何が悪かったのかをしっかり分析して、次のレースに向けてモチベーションを高めていきたい。アジアでのダブルヘッダー(シンガポールGP、日本GP)は、自分の故郷からも近いし、多くのファンが応援に駆けつけてくれるだろうから、今からとても楽しみだね」