PRESS RELEASE

2022年 フォーミュラ1 ハンガリーGP 決勝レース

アルファ ロメオ F1 チーム ORLENは、ハンガリーGPにおいて周 冠宇(ジョウ・グアンユー)選手は13位、バルテリ・ボッタス選手はリタイアとなり、入賞圏内でレースを終えることができませんでした。このレースをもって今シーズンの前半戦は終了となり、しばしのサマーバケーションに入ります。チームはシーズン序盤で見せたパフォーマンスレベルに戻すため、体制の立て直しを図ります。

フレデリック・ヴァスール(チーム代表):
「今シーズンの序盤は多くのことが期待できたが、最終的には失望させられた一日だった。スタートで出遅れてしまい、2台とも5つもポジションを落とし、ポイントを挽回するためには厳しいレースになった。バルテリは終盤まで10位以内をキープしていたが、燃料システムの問題で残り数周のところでリタイアとなってしまった。ジョウもスタートで出遅れ、最終的には13位まで挽回したが、チームとしてはもっと上を目指したかった。昨日の予選で良いパフォーマンスを見せていただけに残念だ。これから休みを取って何が悪かったのかを分析し、夏の終わりに行われるシーズン最後のヨーロッパ3戦では、再びポイント圏内に戻ってこられるようにしたい」
バルテリ・ボッタス (#77):
アルファ ロメオ F1 チーム ORLEN C42 (シャシー01/フェラーリ)
決勝: 20位
ファステストラップ: 1:24.002 (60周目)
タイヤ:ミディアム(26周)- ハード(39周)
「今日もトリッキーなレースだった。フランスGPと同様、ハードタイヤが思ったように仕上がってくれなかったからね。このタイヤの選択が我々に勝利をもたらしてくれると信じていたんだけど、最終的にはうまくいかなかった。この作戦を最初に選んでいたので、もう後戻りができなかったんだ。それから、ゴールの数周前に技術的な問題でマシンを止めなければならなかったのも残念だった。パワーが急に落ちていったんだけど、詳しいことはまだ分からない。もちろん大きな問題なので、チームと一緒に調査していくけど、このような状態ではポイント獲得の可能性はかなり低いと思う。ただ、今は夏休みを楽しんでしっかり充電し、シーズンの後半戦に向けてフルエネルギーで戻ってきたいね」
周 冠宇(ジョウ・グアンユー)(# 24):
アルファ ロメオ F1 チーム ORLEN C42 (シャシー02/フェラーリ)
決勝: 13位
ファステストラップ: 1:22.029 (58周目)
タイヤ:ミディアム(27周)- ハード(24周)- ソフト(19周)
「今日のコンディション自体は問題ではなかったんだ。ただ、1周目と最初の数周で他のマシンに離されてしまい、最初のピットストップもうまくいかず、さらにもう1回ピットストップをしなければならなくなって最後尾まで順位を落としてしまった。そのせいでチャンスを逃してしまい、とても悔しい思いをした。今日はペースも良かったし、パフォーマンスもイギリスGPの頃に戻ったような感じだったし、本来ならばもう少し上位を狙えたんじゃないかと思う。今シーズンは、これまでにたくさんのことを学んできた。タフでもあったけど、楽しくもあり、そしてまだまだ改善の余地があると思う。今は少し休んで、もっと強くなって戻ってきて、いい結果を出せるように頑張りたい」