PRESS RELEASE

2022年 フォーミュラ1 カナダGP 決勝レース

アルファ ロメオ F1 チーム ORLENは、カナダGPでバルテリ・ボッタス選手と周 冠宇(ジョウ・グアンユー)選手がともに素晴らしいパフォーマンスを披露し、ダブルポイントを獲得しました。モントリオールで行われたこのスリリングなレースで、ボッタス選手は7位、周選手は8位でともに入賞。2台が揃ってトップ10に入るのは今年3月のバーレーンGP以来、シーズン2度目のこととなります。今回の10ポイント獲得でチームの総得点は51となり、現在コンストラクターズ・ランキングで6位と、ライバルたちと熾烈な戦いを続けています。

フレデリック・ヴァスール(チーム代表):
「チームとして良い結果を出すことができ、本当に満足している。バルテリとジョウのふたりは今回のレースをしっかりとやり遂げ、マシンをポイント圏内に持ってくることができた。このことは、このチームの素晴らしいスピリットを示している。私たちは、これまでのレース結果に落ち込むことなく、ここカナダで結果を残した。今回は2人とも堅実なレースでミスもなく、レース内容については文句のつけようがない。バルテリはセーフティカーのタイミングを最大限に活用できたし、ジョウは優れたパフォーマンスでポイント圏内にマシンを戻してきた。それに、ダブルスタックのピットストップなどクルーの力が必要とされる場面でも、みな素晴らしいパフォーマンスを発揮してくれた。これはまさにチームとしての成果であり、シリーズの中盤を戦い続けていく上で大きな自信になった」
バルテリ・ボッタス (#77):
アルファ ロメオ F1 チーム ORLEN C42 (シャシー01/フェラーリ)
決勝:7位
ファステストラップ: 1:16.927 (60周目)
タイヤ: ハード(49周)- ミディアム(21周)
「今日の決勝レースで、終始見せることのできた自分のペースにはとても満足している。こんな難しいレースの後で、ダブルポイントを獲得できたことは、とても喜ばしいことだ。でも僕にとって一番重要だったのは、周りのマシンとしっかりと戦えたこと。そして、シーズン開幕時のレベルにマシンのコンディションが戻っていることを確認できたということだ。僕のレースはとても順調だった。まずはハードタイヤでスタートして、その後はすべてが完璧だった。セーフティカーのタイミングも理想的で『ハッピーデイ!』って感じだったよ。このコースで走れたことは本当に気持ちのいい出来事だったし、ジョウの順位に関してもハッピーだと思っている」
周 冠宇(ジョウ・グアンユー)(# 24):
アルファ ロメオ F1 チーム ORLEN C42 (シャシー02/フェラーリ)
決勝:8位
ファステストラップ: 1:16.578 (63周目)
タイヤ: ミディアム(19周)- ハード(30周)- ハード(21周)
「今回は、僕にとってもチームにとっても、とても良い週末だった。8位でのフィニッシュは、F1でのキャリアで最高のものだし、コース取りも戦略も、今回のレースではすべてがうまくいった。レース中、しばらくの間、ランス(・ストロール)の後続で詰まってしまったけど、それでもレース全体を通してクリーンで速い走りができたと思う。今回はできる限りのことをやって、マシンのポテンシャルを最大限に引き出すことができたと思っている。このコースでの経験が少なかったのは確かだけど、昨日の予選ではトリッキーなコンディションの中で仕事をこなし、今日の決勝で力強いペースで走ることができた。絶対にポイント争いに加われると思っていたし、実際にそうすることができた。これは、ここ数週間の努力と進歩があったからこそ達成できたことだと思う。この調子で次のレースも頑張りたいね」