PRESS RELEASE

2022年 フォーミュラ1 ベルギーGP 決勝レース

アルファ ロメオ F1 チーム ORLENは、ベルギーGPで周 冠宇(ジョウ・グアンユー)選手が10位から数秒差の14位でゴールし、ポイント獲得に肉薄しました。しかし、この日誕生日を迎えたバルテリ・ボッタス選手は、オープニングラップでスピンしたラティフィ選手(ウィリアムズ)のスピンに巻き込まれ、早々とレースを終える事になってしまいました。

フレデリック・ヴァスール(チーム代表):
「このような状況の中で、チームはいい仕事をしたと思う。2台ともパワーユニットとギアボックスのペナルティを受けて、困難な週末になることは分かっていたが、彼らが見せた走りを誇りに思う。2人ともポイントを狙える位置にいた。残念ながらバルテリのレースはすぐに終わってしまったし、ジョウはポイント圏内に踏みとどまっていたものの、結局アルボン(ウィリアムズ)のDRSトレインに引っかかってしまった。こういうことはよくある事なので、次回のザントフォールト(オランダGP)では今回の経験を基に、その成果を最大限に発揮できるように頑張りたい」
バルテリ・ボッタス (#77):
アルファ ロメオ F1 チーム ORLEN C42 (シャシー01/フェラーリ)
決勝: DNF
ファステストラップ: n/a
タイヤ: ソフト(2周)
「今日はペースも良かったし、グリッドも混戦だったので、いい結果を残せるチャンスもあったはずだったけど、悪いタイミングで悪い場所にいたということだね。ラティフィが左側にスピンするのが見えたので、僕にできることは衝突を避けるための回避行動を取ることだけだった。残念なことに芝生の上でスピンしてしまい、グラベルにはまり込んでしまった。前にも後ろにも行けず、動けなくなってしまったんだ。望んでいた誕生日プレゼントにはならなかったけど、来週に照準を合わせる前に、とりあえず今夜は誕生日を楽しみたい」
周 冠宇(ジョウ・グアンユー)(# 24):
アルファ ロメオ F1 チーム ORLEN C42 (シャシー03/フェラーリ)
決勝: 14位
ファステストラップ: 1:52.317 (30周目)
タイヤ:ミディアム(4周)- ミディアム(14周)- ソフト(16周)
「ペナルティで後方からのスタートとなったけど、今日の僕らのペースは上々で、レースもエキサイティングなものになって、たくさんのアクションができたと思う。ただ、残念だけどレース終盤にウィリアムズのトレインに引っかかってしまった。彼らはセクター1でとても速く、追い抜くのが難しかったし、最後の4、5周はタイヤが残っていなかったので、追走が少し難しかった。本当であれば今日はもっと上を目指したかったけど、この週末はエンジン交換のために犠牲になってしまったね」