PRESS RELEASE

2022年 フォーミュラ1 オーストリアGP 決勝レース

アルファ ロメオ F1 チーム ORLENは、レッドブル・リンクでの白熱したオーストリアGPで、バルテリ・ボッタス選手が11位、周 冠宇(ジョウ・グアンユー)選手が14位でフィニッシュ。ボッタス選手は、ピットレーンからのスタートという条件ながら、ポイント獲得目前まで迫る走りを披露してくれました。

フレデリック・ヴァスール(チーム代表):
「我々にとって難しいレースだったが、色々なことがあったにもかかわらず、もう少しでポイントを獲得するところまで行けたのは、このチームの揺るぎない姿勢の現れだと思う。バルテリはピットレーンからのスタート、ジョウは13番手スタートと、良い結果を残すには厳しい戦いが待っていることは最初から分かっていたし、本当にあと少しでポイント獲得が実現するところだった。チームとしては、もう少しで逆転できるところまで行ったのだが、最終ラップでアロンソ(アルピーヌ)のマシンが履いていたタイヤのアドバンテージが大きかったこと、またジョウにペナルティが課されてしまったことで、ポイント獲得の望みが絶たれてしまった。今回、ポイント無しでレースを終えたのは残念だが、体制を立て直して次のフランスGPでポイント獲得を目指したい」
バルテリ・ボッタス (#77):
アルファ ロメオ F1 チーム ORLEN C42 (シャシー01/フェラーリ)
決勝:11位
ファステストラップ: 1:09.266(61周目)
タイヤ:ミディアム(6周)- ハード(33周)- ハード(31周)
「今日のレースではポイント獲得を目指していたけど、最後のところでフェルナンド(・アロンソ)に抜かれてしまった。彼は最終ラップでニュータイヤを履き、かなり速いペースで差を詰め、最終的に僕を捉えたんだ。それ以外は戦略的にも良いレースだったと思うし、スタートからできることはすべてやれたと思う。ピットレーンからのスタートで順位を上げることができたのだから、これはとてもポジティブなことだよ。ただ、他のチームも同じように進化してきているから、僕たちも更に進化し続けなければならないね。次のフランスGPはもっと良くなると思うけど、決勝レースでチャンスを最大限に生かすためには、今回よりもいいポジションで予選を通過する必要があるだろうね」
周 冠宇(ジョウ・グアンユー)(# 24):
アルファ ロメオ F1 チーム ORLEN C42 (シャシー02/フェラーリ)
決勝: 14位
ファステストラップ: 1:09.380(50周目)
タイヤ:ハード(24周)- ハード(22周)- ミディアム(24周)
「今回のマシンのポテンシャルは非常に良かったと思うので、この結果には全く満足していない。昨日の予選では好調に思えたんだけど、今日のレースは前半から苦しい流れで、その後もハードタイヤで苦労した。ミディアムタイヤに履き替えてからは、かなり楽になって、競争力も発揮できると感じたけど、その時点でポイント圏内まで挽回するには遅すぎた。土曜のスプリントと今日のレースの終盤で見せたペースは、今後も維持することができるだろうと思う。バトルは楽しかったし、接近戦も楽しめたけど、もっと上を目指したかったね」