PRESS RELEASE

2022年 フォーミュラ1 オーストラリアGP 決勝レース

今回のオーストラリアGPで、バルテリ・ボッタス選手がスリリングなレースの末に8位でフィニッシュ。アルファ ロメオ F1 チームORLENは、価値ある4ポイントを獲得しました。チームメイトの周 冠宇(ジョウ・グアンユー)選手は、トップ10に2秒弱の差で11位となり、わずかの差でダブルポイント獲得には至りませんでした。この結果、チームは獲得ポイントを13に伸ばし、現在コンストラクターズ・タイトルで6位の座につけています。

フレデリック・ヴァスール(チーム代表):
「今回、トップ10フィニッシュで4ポイントを獲得できたことは、前回のジェッダでのレースから立ち直り、とても良かったと思う。今日のチームは、この難しいコンディションの中、とても良い走りを見せてくれた。最初のセーフティカーの進入タイミングが理想的ではなく、特にジョウがコースポジションを落としてしまったことや、DRS機構にいくつかトラブルが発生して走りがスムーズではなかったことなど、この結果を獲得するには、今回もさまざまな障害を克服しなければならなかった。しかし、あと少しで2台のマシン両方がポイント圏内に入れられるところまでコンディションを持ってこれたのだから、私たちは正しい方向に進んでいるのだと確信している。本当に、今日はチーム全体がよくやってくれた。これからは、次のイモラでのレースに集中し、コンストラクターズ・タイトルでさらに上位のポジションを獲得するための戦いを続けていきたい」
バルテリ・ボッタス (#77):
アルファ ロメオ F1 チーム ORLEN C42 (シャシー01/フェラーリ)
決勝:8位
ファステストラップ: 1:21.651(54周目)
タイヤ:ミディアム(22周)-ハード(36周)
「今日のレースは楽しかったよ。終始、接近戦とバトルを展開してきたので、とても良いパフォーマンスをみんなに披露できたんじゃないかな。もちろん、最も重要なのはポイントを獲得できたことだし、それはチームの皆が良い仕事をしてくれたおかげだね。昨日の予選でペナルティーを課されてしまったけど、薄いウイングがやはり正しい選択だったんだ。レース中は相当ハードに攻め続けなければならなかったけど、それでも本当に楽しい1日だった。次からの数戦でも常にアップグレードを予定しているので、すべてのレースでポイント争いを続けることができると確信しているよ」
周 冠宇(ジョウ・グアンユー)(# 24):
アルファ ロメオ F1 チーム ORLEN C42 (シャシー02/フェラーリ)
決勝: 11位
ファステストラップ: 1:22.541(55周目)
タイヤ:ミディアム(21周)-ハード(37周)
「今回の自分のレースをとても誇りに思っている。でも、たったこれだけ(2秒弱)の差でポイントを逃してしまったことには、少し自分に腹を立てているんだ。全体のペースは良かったんだけど、セーフティカーが入ったことでチームの両方のマシンがともに順位を下げてしまい、その分、苦しい戦いになってしまった。それから、アレックス(・アルボン)とのバトルの時には、タイヤが残っていなくて、前に出ることができなかった。それでも後半になるにつれ、スタートでの問題を解決できたし、レース自体も良かったと思う。最初の3戦を振り返ってみても、最悪の結果が今回の11位なわけだから、このポジティブなスタートを基点に、今後は毎回のポイント獲得を目指して戦っていこうと思う」