PRESS RELEASE

2022年 フォーミュラ1 アブダビGP 決勝レース

アルファ ロメオ F1 チーム ORLENは、コンストラクターズ・ランキング6位で今シーズンをフィニッシュしました。成功裏に終盤を迎えた今シーズン最終戦。今回はノーポイントで終わりましたが、チームが注ぎ込んだあらゆる努力は、シーズンの目標を達成するために向けられたということは間違いありません。チームは最終的に55ポイントを獲得し、過去10年で最高の順位を獲得しました。これは、ヒンウィルやコースサイドで働くすべての人の努力の結晶であり、ガレージ前での祝福の光景がそれを如実に物語っています。

フレデリック・ヴァスール(チーム代表):
「今日達成したこの栄えある結果は、コースサイドでもヒンウィルでも、チーム全員が素晴らしい仕事をした結果だ。ランキング6位という結果は、私たちの期待やシーズン初めに定めた目標を上回るものであり、今シーズンは成功だったと言えるだろう。私たちが達成したことを誇りに思うし、これを出発点としてさらに上を目指したい。今日のレースは、あくまでもチャンピオンシップの結果が目的だった。後方からのスタートだったため、単独でポイントを獲得するのは難しかったが、チームとして戦略的な判断を下すことで、チームの6位争いを有利に運ぶことができた。結局、ハミルトン(メルセデス)がリタイアしたことで予想以上に緊迫した展開になって、最後の数周は私も目が釘付けになってしまったよ。しかし、私たちは結果を手にした。これこそが重要なことで、私たち全員にとって本当に意味のあることだったと分かってもらえたと思う。」
バルテリ・ボッタス (#77):
アルファ ロメオ F1 チーム ORLEN C42 (シャシー04/フェラーリ)
決勝:15位
ファステストラップ: 1:30.352(47周目)
タイヤ: ハード(30周)- ミディアム(27周)
「チームと共に心から喜びたい。この結果が僕たち全員にどういう意味を持つのか、分かってもらえたと思う。チャンピオンシップの6位争いは本当に接戦だった。しかし、僕らはそれをやり遂げたんだ。僕らにとって重要だったのは、ランキングの結果が全てだった。だから、そのために選んだ戦略は、ライバルの前に出たときにポジションをキープしてペースを落とそうという、極めてディフェンシブなものだったんだ。最終ラップは緊張の連続だったね。「まだか、まだか」と待っていると、ちょっとデ・ジャヴのような感覚に陥ったよ。冬のテストからチームが大きく成長したことを誇りに思う。シーズンの初めに多くのポイントを獲得し、その結果がシーズン終盤に大きな違いをもたらした。チームのスピリットは素晴らしく、自分たちの仕事に誇りを持つこともできた。これはチームが来年も前進を続けるための助けになるだろう。そう、お楽しみはこれからさ。」
周 冠宇(ジョウ・グアンユー)(# 24):
アルファ ロメオ F1 チーム ORLEN C42 (シャシー03/フェラーリ)
決勝:12位
ファステストラップ: 1:29.600(53周目)
タイヤ: ミディアム(15周)- ハード(29周)- ソフト(13周)
「今夜だけではなく、シーズンを通してこのチームを誇りに思う。ポイントは取れなかったけど、レースではすべてを出し切り、チャンピオンシップで6位を獲得するという目標は達成できた。終盤は自分の作戦を犠牲にしてまで頑張らなければならなかったが、その点ではいい仕事ができたと思う。コース上でも素晴らしいバトルができたし、今シーズン最高のオーバーテイクができたと思う。本当に長い1年を過ごしてきたし、それにふさわしい結果を勝ち取ることができた。僕にとっては、素晴らしいルーキー・シーズンでスタートもうまくいったし、ゴールもうまくいった。もちろん、マシンの信頼性の問題もあって、必ずしも期待通りにはいかなかったけど、冬の間にすべてを解決して、来年はもっといいシーズンにできると確信している。チームやチームメイトのバルテリ、そしてファンの皆さんのサポートによって、初めてのF1シーズンを本当に楽しむことができた。すべてに感謝しているし、次のシーズンが本当に待ち遠しいよ。」