PRESS RELEASE

アルファ ロメオ レーシング、バルセロナでニューマシン「C41」をシェイクダウン

2月26日バルセロナのカタルーニャ・サーキット。午前9時32分にフォーミュラ1世界選手権2021年シーズンを戦うアルファ ロメオ レーシングのニューマシン・C41は、初めてコース上へと躍り出ました。スペインの陽光が降り注ぐさわやかな朝、ロバート・クビサは、ニューマシンのステアリングを誰よりも先に握りました。2021年シーズン最初のコース活動となる今回のシェイクダウンで、チームは29ラップを消化しました。

4日前にワルシャワでアンベールされたばかりの赤と白のカラーリングを纏うC41は、試走のあと、準備が整っていることを確認するため、すべてのチェック項目を確認する走行に移りました。優れた技術的フィードバックと感性の持ち主としても知られるロバート・クビサは、プログラムに沿ってC41を走らせる理想的なドライバーでした。またセッションでは彼の協力のもと、マシン開発の重要なツールであるシミュレーターを用いて、新たな情報を得ることができました。

この日はマシンの信頼性の問題が浮上することもなく、スケジュールは順調に進みました。チームはバーレーンで3月12〜14日に予定されている次のテスト走行に向け、ニューマシンに対する自信を深めました。

アルファ ロメオ レーシング 代表 兼 ザウバー モータースポーツ AG CEO フレデリック・ヴァスール:
「今日のテストはシーズン開幕に向けた重要なステップであり、予定通りに一日が進んだことを報告できてうれしく思う。設定していたすべての項目を実行できたので、ここからは得られたデータの分析を行い、2週間後のテストに挑みたいと思う」
ロバート・クビサ カーナンバー88:
「ニューマシンを最初にドライブするのは特別な思いだよ。今日の走行の焦点は、すべてが狙いどおりに機能することを確認することなので、パフォーマンスを出すことが目的ではなかったけれど、それでもこのようなマシンを運転するのはスリルがあるからね。マシンの感触は良かったし、シーズン中にまたドライブできる機会を楽しみにしているよ」